📋 この記事でわかること
- 採用担当が経理の職務経歴書で必ずチェックする3つの観点
- 書類選考を突破する5つのコア要素と書き方のポイント
- 通過率を上げる実用的なコツとNGパターンの改善例
採用担当が経理の職務経歴書で必ず見る3つの観点
経理職の書類選考では、人事担当と現場経理の2段階で読まれるのが一般的です。そのため、それぞれが重視するポイントを理解した上で書くことが重要です。また、共通してチェックされる観点は次の3つです。
①担当業務の範囲と難易度が一目でわかるか
採用側は、応募者がどこまで自走できるかを職務経歴書1枚目で判断します。そのため、担当範囲を曖昧にすると「未経験に近い」と読まれかねません。また、「日常仕訳から月次・年次決算、税務申告まで一気通貫」なのか「補助業務中心で決算は補佐」なのかを明確に示すことが重要です。さらに、曖昧な表現は書類選考の精読対象から外れる原因になります。
②会社規模・チーム体制が応募ポジションと釣り合うか
売上10億円・経理2名の会社と売上1,000億円・経理20名の会社では同じ「月次決算担当」でも難易度が大きく違います。そのため、会社情報は売上・従業員数・経理人数・自身の役割を必ずセットで書いてください。また、応募先の規模感に合うかどうかは合否を左右します。
③数字で示せる成果や改善実績があるか
「月次決算を10営業日→7営業日に短縮」や「Excel自動化で月20時間削減」のように具体的な数字を1〜2件入れるだけで印象が変わります。そのため、決算早期化・工数削減・内部統制改善など数字に落とせる成果を探しておくことが重要です。また、「業務効率化に貢献」という定性表現は評価されにくいため避けましょう。さらに、経理は正確性を見られる職種なので数字の根拠も大切です。
経理の職務経歴書に必ず書くべき5つのコア要素
採用側が確実にチェックする要素は5つあります。そのため、1つでも欠けると「読み込まないと分からない経歴書」になり書類選考の精読対象から外れやすくなります。また、以下の5つを網羅することで選考通過率が大きく上がります。
コア要素①〜③:業務範囲・会社規模・使用システム
まず、担当業務の範囲は「主担当だったもの・補佐だったもの・未経験のもの」を明確に区別して記載します。そのため、仕訳・月次決算・年次決算・税務申告・開示・連結・予算・原価のうちどれがどのレベルかを整理しておきましょう。また、「売上◯億円/従業員◯名/経理部◯名」と自分のポジションをセットで記載することが重要です。さらに、使用システムはSAP・Oracle・freee・勘定奉行など実際に触れたものを具体的に列挙しましょう。
コア要素④〜⑤:資格と数値実績
日商簿記2級は経理転職の事実上の最低ラインです。そのため、1級・税理士科目合格・USCPA・FASS検定なども保有していれば必ず記載しましょう。また、勉強中の資格も学習意欲のシグナルとして書く価値があります。さらに、数値で示す成果・改善実績は「月20時間削減」「監査対応工数を3割削減」のように具体的な数字で表現することが重要です。
書類選考通過率を上げる書き方の7つのコツ
同じ経歴でも書き方ひとつで通過率は変わります。そのため、経理職の書類で押さえたい実用的なコツを理解しておくことが重要です。また、以下の7つを意識するだけで書類の質が大きく変わります。
冒頭と構成に関するコツ
冒頭の職務要約200字に「数字」を最低1つ入れることが最重要です。そのため、人事は最初の200字でほぼ判定するためここを充実させましょう。また、担当業務は「主担当/補佐/未経験」を区別して誇大表現を避けることが大切です。さらに、応募先の業種に合わせて経験の並び替えをすることも有効です。
記載内容と形式に関するコツ
業界用語の略語を勝手に使うことは避けましょう。そのため、社内独自の略称ではなく一般的な表現を使うことが重要です。また、退職理由は職務経歴書には書かず面接で口頭で伝えるのが原則です。さらに、1社あたり10行程度に絞り詳細は面接で深掘りされる前提で要点を整理しましょう。加えて、誤字脱字は経理として致命的なため提出前に必ず2回見直してください。
NGパターン3選と提出前セルフチェック
支援現場で多く見てきたもったいない書類のパターンがあります。そのため、以下の3つのNGパターンを確認して改善しておきましょう。また、これらを避けるだけで通過率は確実に向上します。
NGパターンと改善例
NG①は業務範囲が曖昧な記載です。そのため、「月次決算業務を担当」のみではなく「売上計上・経費精算・固定資産・引当金計上まで一気通貫、5営業日で完了」のように詳細を書きましょう。また、NG②は成果が定性的な表現です。さらに、「業務効率化に貢献」ではなく「Excel関数の標準化で月次経費精算チェック工数を月15時間削減」と数字で示すことが重要です。
NG③はシステム経験が箇条書きだけの記載です。そのため、「使用システム:SAP」だけでなく「SAP FIモジュール(運用5年・マスタ設計補佐/導入時のテスト計画立案)」のように経験内容まで書くことが大切です。また、具体性があるほど面接官からの評価が高まります。さらに、これらのNGを修正した後は提出前に7項目のセルフチェックも行いましょう。
まとめ:経理の職務経歴書は具体性と数字で差がつく
経理の職務経歴書は「業務範囲の明確化」「会社規模の明示」「数値実績」の3点が特に重要です。そのため、この3点を意識して書くだけで書類選考の通過率は底上げされます。また、応募先ごとに微修正する手間を惜しまないことが書類で勝つ最大のコツです。さらに、書き方に迷った場合は経理専門のキャリアアドバイザーへの添削相談も有効です。
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🖊 執筆・監修者
LXキャリア 転職支援チーム
- CA/RA 経験豊富な現役人材紹介のプロ。年間数十件のマッチングを成立
- 人材ビジネスを0→1で立ち上げ、事業としての人材支援の仕組みをゼロから構築
- 経理責任者としての実務経験あり







