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ブランクありでも経理転職できる?ブランク別の対処法と成功事例

経理ブランク転職を考える女性プロフェッショナル
経理のブランク転職を考える女性プロフェッショナル

📋 この記事でわかること

  • 経理のブランク期間別の転職難易度と採用担当の本音
  • 育休・産休ブランクを強みに変える自己PR術
  • ブランクがあっても内定を勝ち取った経理転職者の具体的な方法
  • ブランクが年収に与える影響と対策

「経理の仕事から離れて1年が経った。もう転職は無理かも…」そう感じている方は多いです。しかし実際には、ブランクがあっても経理転職に成功する人はたくさんいます。重要なのは、ブランクの長さより「どう説明するか」です。この記事では、経理転職支援の現場から得た知見をもとに、ブランク期間別の対処法と成功のポイントを解説します。

ブランクがある経理転職者の現状

経理転職でブランクがある女性が書類を見直す様子

経理・財務の求人市場では、即戦力を求める傾向があります。そのため「ブランクがあると不利」というイメージが強いです。しかし、実態はそれほど単純ではありません。

経理職は専門スキルの継続性が高く、一度身につけた知識(簿記・税務・財務分析)は長期間有効です。そのため、他職種と比較して再就職しやすい傾向があります。厚生労働省「令和5年雇用動向調査」でも、専門的・技術的職業は再就職率が高い職種として記録されています(出典:厚生労働省 雇用動向調査)。

採用担当者がブランクを審査するとき、重視するのはブランクの長さより理由と再活性化の取り組みです。そのため、育休・産休や介護などの止むを得ない理由は、丁寧に説明できれば大きなマイナスになりません。一方で、転職の方向性が曖昧な場合は、ブランクに関係なく評価が下がります。

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ブランク期間別の転職難易度と採用目線

3ヶ月以内のブランク:ほぼ影響なし

3ヶ月以内のブランクは、採用担当者のほとんどが「転職活動期間として許容範囲内」と判断します。特別な説明がなくても、スキルや経験で勝負できます。

ただし、ブランク中に何もしていないより、簿記2級の勉強や会計ソフトの使用継続など、スキル維持の取り組みを伝えると印象がよくなります。また、在職中から転職活動を始めておくと、ブランクをほぼゼロに抑えられます。

3ヶ月〜1年のブランク:理由の説明が重要

3ヶ月から1年のブランクは、採用担当者が「なぜ?」と思う期間です。この場合、ブランクの理由と現在のスキル状況の説明が必須になります。

育休・産休の場合は、むしろポジティブに扱える場面が多いです。「家族のために職を離れた」という事実は、多くの企業が共感を持って受け止めます。さらに、育休中に会計関連の勉強やオンライン研修を受けた場合は、学習意欲のアピールポイントになります。

病気・怪我・介護の場合は、現在の状態が安定していることを伝えることが重要です。「今後は安定して働ける」という根拠を具体的に示せると、企業の不安を解消できます。

1年以上のブランク:戦略的なアプローチが必要

1年以上のブランクがある場合、書類選考での通過率が下がるのは事実です。しかし、適切な戦略を取れば内定を獲得できます。

まず、ブランク中のスキル更新を具体的に示すことが大切です。たとえば、「ブランク中に日商簿記1級を取得した」「Excelマクロのスキルをオンライン講座で強化した」といった実績があると、説得力が大きく高まります。また、転職エージェントを活用することで、ブランクを理解してくれる企業の求人に絞って応募できます。

育休・産休ブランクの経理転職:強みに変える3つの方法

育休中に自宅で学習する経理担当者

方法①:自己PRで「会社への貢献意欲」を前面に出す

育休・産休からの復職後に転職を検討する方に多いのが、「子どもの成長に合わせた働き方を求めて転職した」という理由です。この場合、採用側は「産休後もまたすぐ休むのでは?」という懸念を持ちやすいです。

そのため自己PRでは、「子どもが〇歳になり保育環境が整った」「夫のサポートが得られる環境になった」など、安定して働ける根拠を具体的に示します。さらに、「前職で身に付けた〇〇のスキルを活かして、貴社の課題解決に貢献したい」と、会社への貢献意欲を前に出します。

方法②:ブランク中の「経理力の維持・向上」をアピールする

採用担当者が最も不安に感じるのは「スキルのブランク」です。そのため、育休中であっても簡単な取り組みをしておくと差がつきます。

具体的には、会計ニュースやfinancial媒体の定期チェック、会計ソフトのクラウド版(freee・マネーフォワードなど)を家計管理に活用、JICPA等のウェビナー視聴、といった取り組みが効果的です。これらは「業界感覚を失っていない」という証明になります。

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方法③:時短勤務可能な求人を最初のステップにする

育休明けの転職では、時短勤務が可能な企業に絞ることも一つの戦略です。中堅〜大手企業、外資系企業、会計事務所などは、育児経験のある経理人材の採用に積極的な傾向があります。

時短勤務でまず実績を積んでから、3〜5年後にフルタイムの好条件求人へ転職する二段構えの戦略も有効です。転職は一度きりではないため、長期目線でキャリア設計することをおすすめします。

ブランク後の経理転職で年収はどう変わる?

ブランクありの転職が年収に与える影響は、ブランクの長さとスキルの水準によって大きく異なります。一般的な傾向を整理します。

3ヶ月以内であれば、前職と同水準か10〜15%程度の変動に収まるケースがほとんどです。一方、1年以上のブランクがある場合は、初期のオファーが前職の80〜90%程度になることもあります。ただし、管理会計・IFRS・SAP経験など希少スキルを持っている場合は、ブランクがあっても高い評価を受けられます。

年収を維持・向上させるためのポイントは3つです。第一に、転職エージェントを通じて複数社に応募し、オファー競合を作ること。第二に、ブランク中のスキルアップ実績を職務経歴書に明記すること。第三に、「スキルの希少性」で勝負できる求人を選ぶことです。

また、年収交渉は必ず行いましょう。特に育休復帰後の転職では「育児があるから言いにくい」と遠慮する方が多いですが、市場価値に基づいた交渉は働く権利の一部です。エージェント経由なら担当者が代わりに交渉してくれます。

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ブランクありで経理転職に成功した事例

事例①:育休2年後に大手メーカー経理へ転職(30代女性)

前職は中堅商社の経理で、育休取得後に職場復帰しましたが、職場環境の変化から転職を決意した30代女性の事例です。ブランクは2年間ありました。

対策として、育休中にFP2級を取得し、Excelのピボットテーブル・PowerQueryを独学で学習しました。職務経歴書では、前職での月次決算・連結パッケージ作成の経験を定量的に記載し、育休中の学習もアピールしました。その結果、大手メーカーの経理ポジションへ転職し、年収は前職比で5%アップを実現しました。

事例②:介護ブランク1年後に会計事務所経理へ転職(20代女性)

両親の介護のため1年間離職した20代女性の事例です。ブランク中は勉強に集中し、日商簿記2級を取得しました。また、転職エージェントに登録し、「介護を理由とする転職者に理解のある企業」に絞り込んで応募しました。

面接では介護の経験から「責任感」「コミュニケーション力」「問題解決能力」が培われたことを具体的なエピソードとともに伝えました。その結果、未経験可の会計事務所に採用され、経理スキルを活かしつつキャリアを再スタートしました。

まとめ:ブランクは「語り方」で武器になる

経理転職においてブランクは確かに不利な要素の一つです。しかし、適切な準備と説明ができれば、大きな障壁にはなりません。重要なのは以下の3点です。

第一に、ブランクの理由を正直かつポジティブに説明すること。第二に、ブランク中のスキル維持・向上の取り組みを具体的に示すこと。第三に、自分の市場価値を正しく把握し、適切な求人を選ぶことです。

ブランクがある分、「なぜ今この企業なのか」という熱意と、「自分が貢献できること」の説得力をより丁寧に伝える準備が必要です。不安を感じている方は、転職エージェントに相談することで、ブランクを理解してくれる企業の求人を紹介してもらえます。

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✏️ 執筆・監修者

LXキャリア 転職支援チーム

  • CA/RA 経験豊富な現役人材紹介のプロ。年間数十件のマッチングを成立
  • 人材ビジネスを0→1で立ち上げ、事業としての人材支援の仕組みをゼロから構築
  • 経理責任者としての実務経験あり

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📌 この記事の一次情報源

  1. 当社が支援した経理・財務転職者(育休・産休ブランクあり)への転職支援実績(2023年〜2026年)
  2. 厚生労働省「令和5年雇用動向調査」— https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-2/index.html
  3. 当社担当者が経理・財務領域の転職支援で培った実務知見(育休・産休・介護ブランクあり案件を含む累計50件以上)

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